10ヶ月間の猛特訓

熊大附属中学校:I・H君

僕は、6年の4月に塾生となり、早稲田スクールに通い始めた。
通い始めたばかりの頃は、授業にもついていけなかった。
最初の学判でも熊大附属中に合格する確率が20%で、このままでは合格しないと思っていた。
でも、ここで諦めてはいけないと思い、夏期講習中は夜9時まで塾に残り勉強にはげんだ。

 

夏期講習が終わってからも、毎日学校から帰ってきたら1分1秒おしんで問題を解いた。
入っていたバスケ部もしばらく休部することにした。
勉強の内容は、主に夏期講習にやったプリントの解き直しや授業で習ったことの復習、夜は社会と理科の暗記。
塾の宿題は、休日に終わらせた。

 

そうやって続けていたら、8月終わりと11月の国私立中模試で社会と算数で成績優秀者一覧にのることができ、とてもうれしかった。
4月から12月までの8ヶ月で偏差値が約30アップに成功した。
そして迎えた入試当日。
朝早くから京町校に集まり、皆で緊張を吹き飛ばすくらいの声で「合格するぞ」コールを3回やった。
塾の生徒全員で入試会場に行ったので、心強かった。試験中はもう緊張感はなく、自分が持っている以上の力を発揮できた。

 

合格発表日、部活動でバスケを練習していた。
12時頃、母が来て、
「合格おめでとう!」と言った。
何ごとかと集まってきた部活の仲間がはく手をしてくれた。その時はまだ実感がわかず、声も出なかった。2日間ほどたつと、ようやく実感がわいてきた。
とてもうれしくて、今までやった成果が出たと改めて思った。
この10ヶ月間支えてくれた塾の先生方、両親、妹、祖父母、そして部活の仲間と塾の仲間、ありがとうございました。

 

 


 

諦めない心

I・H君の保護者様より

息子が「中学受験する」と言い出したのは、6年に進級する前の春休み中でした。
すぐに自宅近くの早稲田スクールに中学受験についてお話を伺いに行き、4月から塾生となりました。
すでに受験クラスの授業は始まっており、授業についていけず、5月に受けた学判の結果に愕然とし、「受験をやめたい」と言うようになりました。

 

「受験するのも、その中学に行くのも自分なんだから、自分のしたいようにすればいい。このテストの結果は、お母さんにとっては想定内!だって、まだ始めたばかりだから、この結果で当然よ。」と話しました。
途中で諦めることが嫌いな息子は、受験をやめたいと言わなくなり、それからは絶対に諦めないという本気で頑張る姿に変わりました。
親としてできたことは、病気をしないよう食事に気を付けることと、ただ見守ることだけでした。
塾の先生方が合格できるよう息子と向かい合って下さったことに、心より感謝しております。

 

そして、息子が諦めず受験勉強を頑張ることができたのは、同じ塾に通う、同じ目標を持った友達がいたからです。その友達と出会うことができたことにも感謝しています。
夢に向かって、まずは第一歩。これからも諦めない心で、勉強も部活も頑張って欲しいと思います。