やればできる

熊大附属中学校:H・Aさん

「……っ!」1月17日。熊大附属中から届いた封筒を開くと「合格」という文字が目に飛び込みました。一瞬息が止まり、頭が真っ白になりました。頭の中が混乱していて、よく分からなかったけど、すごく嬉しかったことを覚えています。
 私が早稲田スクールに入塾したのは5年生の3月で、6年生の内容が始まったころでした。私は、小さいころから宇土中学校に入りたいと思っていました。また、二つ上の兄が早稲田スクールに入塾して宇土中学校に合格したこともあり、県立中受験のために入塾しました。ただ、私は、その直後に部活動の部長となり、あまり受験勉強に取り組めていませんでした。しかし、部活も塾も一生懸命にがんばり、夏期講習は一日も休まずに通いました。
 そんな私が、熊大附属中を受けたいと思ったのは、10月のことでした。部活の大事な大会も終わり、ほっと一息つくことができました。同時に、受験に向けてがんばらねばと思っていました。そんな時、Kクラスの授業で先生が、熊大附属中のことを話して下さいました。とてもレベルが高いことを知り、私もその中で勉強したいと思いました。そして、10月後半からSクラスに入り、勉強を始めました。そのころの熊大附中模試では、合格率20パーセントでした。しかし、その後、Sクラスの授業を受け、学力が上がり、合格率を75パーセント以上まで上げることができました。その後、冬期講習、正月特訓も、忙しいながらもがんばりました。
 そんな中むかえた受験当日。今年から、試験形式が変わったこともあり、予想していなかった問題が出ました。面接も予想以上に難しく不安でしたが、合格することができました。
 これからの中学校生活、困難なことも多くあると思いますが、受験がゴールではなく、スタート地点であるということと、あれだけ少ない時間の中で合格をつかみとることができたのだから、やればできるということを心に留めておきたいと思います。
 最後に、私を合格まで導いて下さった早稲田スクールの先生方、本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。

 

 


 

中学受験を終えて

H・Aさんの保護者様より

 娘は県立中学受験に向けて取り組んでいました。部活も忙しく、塾との両立が大変でしたが、部活の大事な大会が終わり、ほっと一息ついた頃「熊大附中を受けたい」と言いだしました。地元に県立中があること、熊大附中までは通学が遠く心配なことを考えると、すぐには「いいよ」と言ってあげることができませんでした。
 娘と何度も話し合いましたが、どうしても附中に行きたいという娘のやる気と強い意志を尊重し、担任の先生と面談していただき、KクラスからSクラスに変更したのは10月も終わる頃でした。
 それからの娘の集中力は、目を見張るものがありました。家での宿題もeトレも意欲的に取り組み、親の方が睡眠時間を心配しても「大変だけど塾は楽しい!」と言いながら通いました。目標が同じ仲間達の存在がとても大きく励みになっていました。
 今回、中学受験という初めての経験を通して、目標を持ち全力で取り組み、最後まであきらめないということを学ぶことができました。困難なことに正面から取り組み、それを自分の力とすることで、心もとても大きく強く成長することができたと思います。これからの人生、いろいろな出来事が待っていると思いますが、今回の経験を大きな糧とし、前に進んでいって欲しいと切に願います。
 最後になりましたが、娘をご指導下さった先生方に心より感謝申し上げます。また、これからも宜しくお願いいたします。