自分を信じて

熊大附属中学校:E・Mさん

 「信じられない。うそだ。」
1月17日合格発表の日、私が封筒の中身を見た時の一言。私は、何度も読み返した。と、同時に嬉しさのあまり、家族みんなではしゃいだ。
 私が早稲田スクールに入塾したのは、小学5年生の12月だ。最初は週2回通っていたが、宿題に追われていた。その宿題を、何とかやりこなしていた私だったが、週3回通っている子たちについていきたかった。そして、もっと自分のレベルを上げたかった。しかし、母はこの時の私の現状を知っていたので、私が週3回通うのは難しいと思っていただろう。そして、私自身も週3回通える自信がなかった。だから、家族みんなで考えた。その間に月日が流れた。そして小学6年生の夏期講習後、やっとのことで週3回通えることになった。あんなに心配していたのに、実際週3回通っても自分の力でしっかりやりこなせた。今思えば、心配せずに、すぐにチャレンジするべきだったと思う。でも、この時のチャレンジが附属中合格に近づいたきっかけだとも思う。それからは、日曜特訓や正月特訓、夜遅くまでの自習など積極的に行った。自分にチャレンジし続けた。その結果、自分が成長していることを実感できた。前までは解けなかった問題も簡単に解けるようになっているし、前の何倍もの勉強量をこなせるようになっていると思った。自分の持っている力の限界を超えるくらい、精一杯チャレンジすれば、必ず成長できる。夢に向かって、進める。このようなことを受験勉強を通して学んだ。
 だから、みなさんにもチャレンジし続けてもらいたい。心配などせずに、自分の持っている力の限界を超えてもらいたい。そうすれば、必ず成長するし、夢に向かって進める。そう信じて、がんばってください。
 また、合格できたのは自分の努力だけでなく、今まで熱心に教えてくださった先生方、いつも私を支えてくれた家族、いっしょにがんばってきた塾生のみんな、応援してくれた学校の友達のおかげだと思う。だから、感謝の気持ちを忘れずに、私自身これからも夢に向かってがんばっていきたい。

 

 


 

中学受験を終えて

E・Mさんの保護者様より

 娘が早稲田スクールに入塾したのは、ちょうど1年前の5年生の冬でした。その頃は中学受験など全く考えておらず、学力向上のために通いたいという本人の意思を尊重したのが入塾のきっかけでした。興味を持ったら何でもチャレンジしたがる娘なので、最初は新しい習い事を始めるかのような感覚でいたと思います。入塾してみると、授業内容や宿題の量に戸惑うことも多く、少しずつ塾に通う生活に慣れていったのを憶えています。定期的に行われる学判や模試を受けていく中で、自分の学力に一喜一憂し、良い結果を出した時は、それが自信につながっていきました。その頃から段々と娘の勉強に対する意識も変化していき、6年生になってからは自然と附属中を受験するという目標ができていました。
 受験を決めてからは、塾や自宅で時間の許す限り机に向い、塾の様々なカリキュラムをこなし、最後の数ヵ月はかなりハードな日々でした。親としては、ただただ見守るばかりでしたが、弱音を吐くことなく諦めずにコツコツと頑張る姿には胸を打たれました。結果、合格通知を手にすることができ、その瞬間の娘の喜びの表情は忘れることができません。
 今回の受験を通して、大きく成長した娘の姿を見ることができました。目標に向かって頑張り、それを達成するというこの素晴らしい経験を糧に、これをゴールとは思わず、支えてくれた方々に感謝の気持ちを忘れずに、これからも夢の実現に向けて、何事にもチャレンジして欲しいと思います。
 最後に、早稲田スクールの先生方、これまで熱心にご指導頂き、本当にありがとうございました。また、今後ともよろしくお願いいたします。