挑戦と努力の結果

熊大附属中学校:S・Kさん

 私は、兄に憧れて、5歳の時に学研教室に通い始めました。兄が中学受験のために早稲田スクールに入塾したのをきっかけに、私も3年生の冬期講習から通い始めました。兄の学付中入学をきっかけに、私も中学受験を考えるようになりました。本気で受験勉強を始めたのは、6年生の夏期合宿でした。二日目の夜に行われたバーチャル入試では、思うような結果ではありませんでした。帰りのバスで、三日間のことを振り返りました。夏期合宿での私は、精一杯頑張れていなかったと思いました。このころから、中学受験の厳しさを実感し、もっと頑張ろうと思うようになりました。
 私の中学受験への挑戦は、幸運の連続でした。それには、二つの理由があります。一つ目は、県立八代中と熊大附中の受験日が一日ずれたことです。二つ目は、入試問題の傾向が変わったことと、面接が入ったことです。私が5年生から入っていたKクラスの問題と似ていたことは、自信の一つとなりました。私の中学受験は、習い事とKクラス、そしてSクラスの両立が何よりも大変でした。
 そんな日々を過ごして迎えた入試当日。朝から京町校に集まり、みんなで附属中の方に向かって「合格するぞ」コールをしました。コールをしたことによって「自分の精一杯を出そう。」と思うことが出来ました。
 1月17日、合格発表の日。母から渡された封筒の中の一枚の書類に記されていた「合格」の二文字。私は信じられなくて何度も見返したことを覚えています。言葉には表せない、努力の結果が「合格」へつながったのだと思いました。
 これから受験をする皆さん、受験勉強には、たくさんの壁があります。どんな壁にも立ち向かい、努力することを忘れないでください。
 また、私がこうして合格を勝ち取ることができたのは、熱心に指導して頂いた先生方と、私のよきライバル、目指すべき人となってくれた友達のおかげだと思います。本当にありがとうございました。附中をゴール地点ではなく、スタート地点として、これからも精一杯頑張っていきますので、よろしくお願いします。

 

 


 

挑戦の連続

S・Kさんの保護者様より

 娘の挑戦への道は、5歳の頃にさかのぼります。学研教室に「入りたい」と挑戦したのが始まりです。その後、兄たちの後を追うように
 「早稲田スクールに入って中学受験に挑戦したい」
と言ったのが4年生でした。
 入塾してからは県立中を目指していましたが、兄たちが入学した学付中へのあこがれが募っていきました。学付中の深学科プログラム、情熱的な先生方と身近にふれていきつつ、同時に早稲田での先生との関わり、講義を通して「もっと、勉強したい」という意欲が高まり、熊大附中への挑戦となりました。
 挑戦を決めてからは、Sクラスのある宇土校へ。夏期講習などでは水道町校へ。それぞれの校舎で熱心に指導していただきました。両校へ行っている間も八代校では、わからない所や面接のサポートをしていただきました。「試験になれたい」という本人の気持ちを受けて私立中を受験し、附属中受験を迎えました。試験終了後、私の元へ走りより第一声は「楽しかった」の一言。
 様々な校舎でのご指導のおかげで「楽しく受験に挑戦し合格すること」ができました。この結果は、次の挑戦へと続きます。挑戦への気持ちを高めてくださった先生方に感謝申しあげます。