努力を惜しまずに

済々黌高校:O・Hさん

 「済々黌高校に絶対合格する」
それが私の中学校3年間変わることのなかった目標です。何度もこの目標を見失いそうになりましたが、早稲田スクールの先生方の励まし、そして支えのおかげでこの目標を諦めず達成することができ、本当に嬉しい気持ちで胸が一杯です。
 この言葉では表すことができない喜びを、一人でも多くの皆さんに感じてもらうために、私が皆さんに伝えたいことが三つあります。
 まず一つ目は、絶対に何が何でも間違い直しは手を抜かないで下さい。自分が間違えた所を徹底的に調べて下さい。特に部活の引退前は時間がなく、CTに宿題…と大変かもしれません。しかし、私は間違い直しはどんな時も手を抜きませんでした。だから今、合格できた私がいると言っても過言ではないと思います。そして、この間違い直しで大切なのが教科書です。社会・理科の間違い直しには、教科書が欠かせません。また私は歴史が苦手だったため先生に相談すると、「歴史の教科書を読み直すと良いよ」と言われました。そこで、毎晩欠かさず最初から最後まで隅々と読んだ結果、ただ暗記するだけでなく、時代の流れも分かるようになりました。どのページに何が一緒に書いてあったかまで覚えると、歴史はほとんど解けるようになります。
 二つ目は質問についてです。私は数学がとても苦手で、分からない所はすぐ先生に質問していました。しかし、他の先生に「もう少し自分で本当に解けないか考えたら、もっと力が伸びるよ。」と言われました。その言葉を信じ、分からないと思っても最後もう一度考えると、解けたことが何度もありました。もちろん、分からない所をそのままにしておくのはいけません。しかし、何でもすぐに先生に聞くのではなく、もう一度自分で考えてみて下さい。きっと解ける問題もあると思います。そして、その解けた時の自信は、次への挑戦と何か辛い時の励みに必ずなると思います。
 三つ目は、きちんと睡眠をとることです。私はいつも夜遅くまで勉強していたため、学校の授業や塾の授業で睡魔におそわれることがとても多かったです。そこで私は、夜1時までに寝ることに加え、塾の前に必ず15~20分程度寝ました。こうすると、授業が嘘のように眠くならず、70分の2回の授業を集中して受けることが出来ました。「授業を大切にする」ことは本当に大切だと学びました。
 苦しい時、辛い時、諦めそうになった時、いつでも必ず早稲田スクールの先生方は皆さんの傍に居て下さいます。だから皆さんも、先生方を信じ、精一杯出来ることを頑張って下さい。
 早稲田スクールの先生方、1年間ではありましたが、どんな時も支えて下さり、本当にありがとうございました。一人でも多くの皆さんが志望校に合格できるよう、心から祈っています。

 


 

自分を信じて

O・Hさんの保護者様より

 受験後の娘の表情は、晴れ晴れとしていました。それは自信からくるものではなく、1年間やれることは全てやったというやりきった感。振り返ると、想像を絶する程の努力…。その様子を見て、本当にここまでよくやったと改めて実感しました。「合格」それは娘の努力の賜物です。
 入塾を考え始めたのは、中2の冬休み。成績が特別悪かったわけではなかったのですが、志望校にはD判定という状態で、我流の勉強では伸び悩みを感じておりました。当初、吹奏楽部のハードな練習、生徒会執行部の活動に追われる日々を送っていた娘に、果たしてこのカリキュラムが続けられるだろうか…と身体面がとても心配でした。最初のうちは毎日たくさんの課題に、「分からない!!」「時間が足りない!!」と嘆き、感情的になって親子喧嘩も幾度となくありました。解けない問題があるとすぐに先生に質問し、とにかく課題をこなすことだけに時間を費やしていました。しかし、5ヵ月位経った頃、時間管理が出来る様になり、四高模試の成績が右上がりになってきました。その間、メンタル面が弱かった娘は、成績はついてきているのにこれで大丈夫かと不安の方が先に立ち、何度も先生に相談して支えていただいた様です。そんな時、親の私達が出来ることは、体調管理と集中して勉強出来る環境を作り、見守ることでした。
 早稲田スクールにお世話になったのは1年でしたが、その1年間で受講クラスS、合格判定Aという一番ベストな状態で受験のその日を迎えることが出来ました。娘のことを理解し、直前まで安心して受験する勇気を与えて下さった先生方に感謝申し上げます。
 そして、娘が合格をいただいたのは、たくさんの方々の支えと協力があったからだと実感しております。この1年間は、娘の人生でかけがえのない物となるでしょう。本当にありがとうございました。