合格までの道のり

熊大附属中学校:N・Y君

 僕が入試までの一年間で学んだことは、「問題文をよく読み、見直しをきちんとすること。」です。塾で、模擬試験の答案をもらうとき、「わかっていたのに…。」と思うことがしばしばありました。そこで、問題を解くときには、問題文を注意深く読み、見直しすることを心がけるようにしました。すると、算数と社会の失点が少なくなりました。
 夏期合宿はきつかったですが、バーチャル入試では合格することができ、自信がつきました。その後も、日曜特訓、冬期講習と、だんだん入試本番へと近づき、年が明けてすぐの正月特訓。緊張感が張り詰める中、僕は充実した二日間を過ごし、本番への心の準備ができました。最後のファイナル特訓では、今まで学んできたことを振り返りながら臨むことができました。
 試験当日の朝はとても寒く、口からは白い息が出ていました。京町校に着くと、先生から温かいお茶とカイロをいただきました。早稲田スクールでいつも一緒に勉強している友達や先生の顔を見ると、ほっとしました。一番心配していた面接も、大きな声でハキハキと答えることができました。
 そして、合否通知の来る1月17日。その日はあまり緊張していませんでしたが、合格の文字を見ると、今まで背負っていた荷物をすべておろしたような気持ちになりました。そして、家族と改めて喜びを分かち合いました。
 合格までの道のりは長かったですが、やはり、合格するためには、できるだけたくさんの問題を解いて、経験を積んでいくことが大事だと感じました。そして、僕が合格できたもう一つの理由は、早稲田スクールの先生方のご指導と家族のおかげです。本当にありがとうございました。附属中に入ったからといって怠けずに、中学校での一日一日を大切に過ごしていきたいです。

 

 


 

この経験を糧に日

N・Y君の保護者様より

 1月9日の入試が終わって合格発表までの8日間は、本当に長く感じられました。発表当日、私の方が朝から落ち着かず、何度もベランダに出ては郵便配達をチェックする始末。ようやく昼過ぎに玄関のチャイムが鳴り、封筒を開け「合格通知書」を息子の手で確認し、皆で抱き合って喜びました。
 息子が早稲田スクールの塾生になったのは、5年生の秋のことでした。中学へ上がる前に小学校の学習範囲をしっかり身につけておいて欲しかったこと、妻も以前、高校受験でお世話になったことから、迷わずこちらにお世話になることにいたしました。
 以前から息子は熊大附中に漠然とした憧れを抱いていたようですが、通塾するうちに先生方や友人の影響もあってか、「附中に行きたい」という確信に変わったようです。ただ6年生の1学期までは、塾の宿題こそ真面目にこなしていたものの、家ではあまり勉強しているとは言い難い状況でした。そんな彼に変化が見られた一つのターニングポイントは「夏合宿」でした。同じ志を持った他校の塾生たちと切磋琢磨することで、いい刺激を受けたようです。秋以降は学習に自主的に取り組む姿勢が見られ、日曜特訓、正月特訓も自ら進んで志願し、正月返上で試験に臨みました。
 先ずは息子へ、合格おめでとう。今回の受験で「努力は人を裏切らない」ということを実感したのではないでしょうか。これから新たな目標、夢に向かって、この経験を糧に乗り越えて行って欲しいと思います。君なら出来ると信じています。
 最後になりましたが、早稲田スクールの教職員の皆様へ、お蔭様で息子が志望校に合格することが出来ました。本当にありがとうございました。これからも引き続き、ご指導の程よろしくお願いいたします。