宇土中学校:S・Mさん
私は、6年の10月の終わりから早稲田スクールに入塾しました。入塾した頃は周りの人に追いつけなくて、毎日不安でした。「夏期講習や合宿を経験した人達の中で、宇土中に合格できるだろうか」という思いが、頭をよぎりました。
しかし、日曜特訓に参加し始めた頃から、「スタートがおくれた分、他の人より多く勉強して自信をつけよう」と思うようになりました。それからは、家にいる間、ずっとドリルを解き進めました。すると、1年分の塾のドリルのほとんどを1ヵ月で解き終わりました。
冬期講習では、朝はeトレ、昼は講習、夜は自習という日々を過ごしました。一日中勉強していると、終わりが見えないように感じて辛い時もあったけれど、宇土中で過ごす自分を想像すると「もうちょっと頑張ろう」と思いました。
受験前日のファイナル特訓で先生方と握手をした時、自然と涙があふれてきました。この時、支えてくれた人達に「合格」という形で恩返しをしようと決めました。
そして、試験当日。両親や友達、塾の先生方から頂いたお守りを手にとり、会場へと進みました。その日の私は入塾した頃とは見違えるほど自信にあふれ、自分でも驚く程落ち着いて試験にいどむことができました。言葉に表せない程取り組んだ受験勉強ですが、本番はわずか5分程度に感じるくらい、あっという間でした。
そして、いよいよ結果発表の日。部活が終わり、そわそわしながら家に帰ると、母が、
「合格だったよ。おめでとう。」
と言いました。その瞬間、全身の力が抜けて、心の底から「頑張って良かった」と思いました。
最後に、受験を経験して学んだ、受験の心構えを二つ紹介します。
一つ目は、常に「後悔しない」という意識を持つということです。後悔することは努力しなかったことであり、出来なかったことではありません。私は、この話を早稲田スクールで聞いてから、必死になって勉強をしました。後悔しないように努力を続ければ、必ず結果はついてきます。このことを忘れないようにしてください。
二つ目は、周りの人に感謝をすることです。私は、家族、友達、そして先生方の支えがあって合格することができました。何事も当たり前と思わず、一つ一つに感謝をしてください。この二つを忘れずに、自分の力で合格を掴み取ってください。
努力の成果
S・Mさんの保護者様より
振り返ってみれば、嵐の様に過ぎ去った受験期間でした。
娘が宇土中受験を志望したのは、10月の終わり。「え?今から!?」と内心ビックリしました。娘はすぐにネットで塾を調べて、合格実績の高さで決めたのが早稲田スクールでした。部活と習い事の習字とそろばんもあり、どれも並行して頑張る、と言う娘が通えるのは週一回のコースで精一杯でした。
どちらかというと、人見知りをする娘。地元の中学校へ通えば今までの友達もたくさんいるし、勉強浸けの毎日を過ごさなくていいのに……。塾や中学校で知らない子ばかりの中に入る不安もあったと思います。しかし、それでも宇土中受験を決めたのは、はっきりした目標や夢があったからでしょう。
親の私が言うのもなんですが、娘には今まで「勉強しなさい」という言葉を言ったことがありません。娘は自分で計画を立てて、それに向けて努力をするという姿勢が以前から身についていました。だから、人よりすごく遅いスタートでも不思議と「この子ならできる」と信じていました。親の気持ちとは裏腹に、娘自身は初めての受験で、相当焦りもあったと思います。日曜特訓、eトレ、冬期講習に正月特訓。朝から新聞を読み、図書館で何時間も勉強することもありました。無事合格できたのは、娘の努力に努力を重ねた結果、また、早稲田スクールの先生方のおかげです。
県立中の試験問題は、学校の勉強ができる、というレベルの問題ではなく、文章の読解力、説明力が非常に重要となります。今でも娘と、
「塾に通ってなかったら合格出来なかったよね」
と話しています。本当にご指導有難うございました。
これからも目標に向かって努力を惜しまず、その努力の無限の力を信じて、未来に向かって歩んでいって欲しいと思います。