八代中学校:T・Y君
合格発表の日、僕は不安な気持ちで家に帰った。帰ると封筒が届いていたが、緊張でなかなか開けることができなかった。しかし、母と一緒に開けて見ると、「入学予定者となりました」という文字があり、僕は思わず「よっしゃー」と大きな声でさけび、母は泣いて喜んでくれた。今までで一番緊張して、そして忘れられない大きな喜びだった。
僕が受験を考えたのは、6年生の夏期講習からだった。将来の夢を叶えるためにも、八代中学校で勉強をしたいと思ったのが始まりだった。 夏期講習が始まると、初日から、朝はeトレ、昼は自習、夜は授業、と経験したことのない勉強量だった。でも、一度決めたことはあきらめたくなかったので、がんばれた。そして、夏期合宿にも参加し、周りの人のレベルの高さにおどろき、自分はまだまだだと自覚し、合宿が終わってからも勉強をがんばった。模試の結果は、良い結果は出せなかったが、「まちがえた所こそ、しっかり理解することが大事だ」と前向きに気持ちを切りかえることを母から言われ、がんばれた。
日曜特訓が始まり、さらに冬期講習が始まり、受験に向けて最後の追いこみの時期、部活を休む決意をし、受験勉強に集中した。家でははかどらない勉強も、自習室を利用することで集中できた。勉強量の多さにも慣れてきて、絶対合格するぞという気持ちを強く持ち続け、正月特訓、ファイナル特訓へと臨んだ。
受験当日、塾の先生方が来てくださっていて、心強かった。試験では全力を出し切り、面接では、特訓で何度も練習していたので、落ち着いてできた。
最後に、ここまで来られたのは、早稲田スクールの先生方や、家族のおかげだと感謝しています。これからもよろしくお願いします。
中学受験を終えて
T・Y君の保護者様より
6年生の夏、息子が受験したいと言ってきたため、今からでも間に合うのか相談してみるねと息子に伝え、塾の先生に相談後、受験クラスに入りました。
夏期講習、合宿と塾での時間が増え、大丈夫かと心配しましたが、自分で決めたことなので頑張れたようです。また、中学説明会へ参加したことで八代中に行きたいという気持ちが強くなったのでしょう。諦めず、努力するということは最後まで続きました。
これまで一度も休まず続けてきた部活も、日曜特訓、冬期講習と重なるため、悩んだ末、休むことを決め、受験勉強に集中しました。
受験当日は、頑張ったと笑顔で試験会場を出てきたので、いい経験ができ、充実感溢れる息子の姿に成長を感じたものでした。
そして合格発表の日、今まで一生懸命頑張ったのだから悔いはないよね、駄目でもまた頑張れるよねと緊張を和らげるように言いながら封筒を開け、入学予定者の通知に抱き合って喜べたことは忘れることはできないでしょう。これからがスタート。念願の中学で学べることに感謝し、夢に向かって頑張ってほしいと思います。
最後になりましたが、試験当日、緊張した表情で向かった先に、早稲田スクールの先生方の姿がありました。本当に心強かったと思います。最後まで熱心なご指導ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。