済々黌高校:M・Mさん
私が今、こうして「栄冠」を書くことができることをとても嬉しく思います。
私が早稲田スクールに入ったのは、小6の先取り講習からでした。中1になってからは、部活についていくことに必死で、出された宿題をこなすのに精一杯でした。中2になり、私は生徒会に入りました。それと同時に、部活で3年生が引退しキャプテンにもなりました。また、部活が遅くまであり、平常授業の1時間目は間に合わなかったため、武蔵ヶ丘校と清水校のかけもちでなんとか塾に行っていました。今思うと、中2の時期は今まででもっともきつい時期でした。文化祭などの行事前では生徒会の仕事を遅くまでし、残り10分しかないけれど急いで着がえて部活に行きました。しかし、顧問の先生からは「お前は両立ができていない。」と言われ、悔しくて自転車で家まで帰る時泣いたのをよく覚えています。帰ったらすぐ塾の支度をして、車の中でご飯を食べながら、CTの勉強をしながらと、精神的にも身体的にもつらい時期でした。しかし、そのような経験ができたから、今は「あれ以上にきついことはないな。」と思い、頑張ることができているのだと思います。
中3になり、周囲が受験を意識するようになってきました。部活も終わり、夏休みの毎日の講習、そして合宿がありました。この夏休みは本当に充実していたなと思います。合宿について、合宿に行く前は不安な気持ちも多かったのですが、合宿が始まってからは、とても楽しかったです。とてもきついとも聞いていましたが、部活の合宿や練習に比べれば、そんな風には私は思いませんでした。参加している全員がライバルなんだなと思うと、すごく士気が上がりました。
夏休みが終わり、第1回・第2回共通テストはそこそこの点数を取れたので、「このまま継続して行けば大丈夫か。」と思っていましたが、現実はそんなに甘くはありませんでした。急に成績が安定しなくなりました。しかし、そこで止まることなく努力をし続けることができたのは「済々黌に行きたい。」という揺るぎない思いがあったからでした。それからどんなに思うような結果がでなくても、「これは済々黌に行くための結果で、済々黌につながる結果だ。」と思ってひたすら頑張ることができました。
後輩のみなさんに伝えたいことは三つ。
「今」という時を大切にすること。自分らしく、自分の道を進むこと。
感謝の気持ちを常にもつこと。
楽な道のりではないけれど、その分頑張った嬉しさ、達成感は大きいです。頑張って下さい。応援しています。
最後に。早稲田スクールの先生方には本当にお世話になりました。言葉にできないくらい感謝しています。ありがとうございました。これからも大学受験に向けて、しっかり頑張っていきたいと思います。
有言実行
M・Mさんの保護者様より
2日間の受験が終わり、解答とボーダーラインが発表され、苦手な理科をあんなに頑張ったのに点数が取れなかったと自己採点していた娘が一気に落ち込み、笑顔が消えました。
塾の先生からは、
「発表までは分からない。」
「自己採点は何とも言えない。」
と言われました。
発表当日、私達親子は完全に気持ちを切り替えて、4月からの新生活をスタートさせるつもりで合格掲示板を見ると、まさかの娘の番号を見つけ、驚きと喜びと安堵で涙があふれました。
これまで部活のキャプテン、生徒会、塾の両立をするために、我が家は共働き夫婦でやりくりしながら毎日送迎しました。中2から5教科とし、先生に無理をお願いして2校かけもちの時間割を組んで頂き、練習試合や大会のときは遅刻したり、残り10分でも授業に入れて頂いたり…と感謝しきれません。娘は自宅で勉強することはほとんどなく、この2年間は、毎日一番最後まで塾で勉強していました。受験まで息切れしてしまわないかと日々心配していましたが、温かい先生方と仲間に恵まれ、早稲田スクールは娘にとって居心地のよい場所だったようです。
4月からあこがれの済々黌生となり、新たなスタートをします。これまで学んだ様々なことを胸に、大好きなバスケットと勉強の両立を頑張ってほしいと願っています。
最後まで親身になってご指導頂いた早稲田スクールの先生方、本当にありがとうございました。