Believe in myself  ~努力からの自信~

済々黌高校:F・Y君

 合格発表を迎えた3月15日。自分の受験番号を見つけた瞬間、緊張から解放されたせいか、涙が止まらなかったのを覚えています。それと同時に、努力は裏切らないと改めて思いました。
 僕は、小5の春期講習から早稲田スクールに通い始めました。この時は、親が勧めるという単純な理由で入塾しました。中学生になって、最初のクラス替えがあり、中学生活はSクラスからのスタートでした。それから、中3の最後までSクラスに居続けることができました。このことは、今振り返れば喜ばしいことに思えますが、中学生の頃の自分にとっては、Sクラスにいるという安心感から、勉強がおろそかになっていたように感じます。そのせいからか、中3の第1回四高模試では現実をつきつけられました。そして、その最初の失敗をひきずってしまい、四高模試では何回やっても納得のいく点数を取れませんでした。そんな時、ある先生に言われた言葉があります。「本番で間違わなければいい。間違ったところにのびしろはあるんだ。」この言葉を聞いて、僕は今まで苦手なところからつい逃げだしていたことに気づき、これをきっかけに勉強スタイルを変えました。今まで以上に問題を理解するまで解き直し、間違い直しの時間を二倍以上に増やしました。さらに、素直に先生にたくさん質問するようにしました。皆さんも、僕の勉強スタイルを取り入れてみて下さい。
 皆さんに、受験を迎えるにあたって忘れてはいけないことを二つお伝えします。一つ目は、今まで支えてくださった早稲田スクールの先生方や親に感謝することです。二つ目は、皆さんの周りのライバルに必ず勝つという強い気持ちを持ち続けることです。
 最後に、早稲田スクールの先生方、家族の皆さん。僕は、この5年間で学んだことを無駄にせず、高校では文武両道を目標に、何事にも一生懸命に取り組みたいと思います。本当に今までありがとうございました。

 


 

努力の果ての感動と感謝

F・Y君の保護者様より

 3月15日。息子とバスに乗り、合格発表を見に行きました。学校に近づくにつれ「大丈夫、大丈夫。」と自分に言い聞かせながらも、「本当に大丈夫かな。」という不安もよぎり、学校の正門を通りました。合格発表の瞬間、ドキドキ感が大きくなり、掲示板に受検番号を見つけ、息子より私の方が先に大きな声で「あったよ、あったよ。」と飛び跳ねて感動し、泣いたことを思い出します。あの時のことは忘れることはできません。
 さて、息子が早稲田スクールに通い始めたのは、小学5年生になった春でした。「僕、ここに行けるの。」と言ったあの日、入塾テストを受け、まだ幼い息子がとても緊張した顔で帰ってきたことを今でも覚えています。そこからが、早稲田スクール田迎校の先生方、お友達と息子の出会いの始まりです。入塾当初、勉強についていけるだろうか、理解していけるだろうかと不安な日々でした。しかし、息子の塾へ対する意志は強く、宿題にも時間を要していましたが、徐々に時間の使い方が分かってきたようでした。勉強に取り組む顔、塾へ通う顔が真剣なものへとなっていきました。
 中学生になり、部活と塾の両立が上手にできず悩んだときもあります。自分の思い通りにできなかった四高模試の結果で落ち込んだ時もありました。しかし、本人も書いていますが、苦手なところから逃げず、間違った問題を理解するまで解き続け、先生に質問しに行くということを目標に、残された日々を過ごすことができ、合格を手にすることができました。もちろん、先生方のアドバイスなしでは手にすることはできない合格でした。本当にありがとうございました。
 今、息子の部屋にあるテキストやファイルの中のプリントの量を見ると、息子の努力と先生方の熱意がものすごく感じられます。親以上に温かいご指導と、子どもの心の支えになって頂いたことに、心から感謝致します。